「大人の塗り絵コンテスト」に102歳で5度目の入選の極意を伝えたい

アカウソ

2022年1月23日で102歳になった母が、
みごと河出書房新社主催の
第16回 大人の塗り絵コンテスト」に5度目の入選を果たした。
挑戦心の塊は今年も実を結んだ。
第16回のコンテストには応募作品数7,777点の中から選ばれた。

大人の塗り絵・入選通知

 

大人の塗り絵コンテスト

入選者は「読売新聞」の2022年2月27日(日)朝刊に広告掲載された。
受賞作品は、東京展と関西展の二か所で行われ、
東京は、渋谷Bunkamuraギャラリーで開催される。
開催時間は2022年4月2日(土)~10日(日)10:00~18:00
最終日は17:00 終了。

otonanonurie

102歳の描画テクニックを後世に伝授したいと言う。
1つ目は気持ちが穏やかな時に描く
2つ目は色鉛筆を削る時はナイフを使って芯をとがらせ、面倒がらず先端が丸くなったら丁寧に削る
3つ目は色鉛筆を削る時が気持ちを安定させる時間となる
4つ目は楽しんで描くことが大事、気持ちが楽しくない時はやめる
5つ目は重ね塗りで希望の色がでるまで時間をかけて、他の紙に塗る順番を考えながら試行錯誤する
6つ目はゆったりした時間で塗り急がない
7つ目は絶えず理想の完成絵を頭に浮かべながら楽しい気持ちで最初から完成まで描く
8つ目は筆が進まない時は気分が乗るまで待つ、たとえ日をまたいでも構わない
これらの気構えで描けば皆、誰でも入選するはず。

大人の塗り絵コンテスト

長寿の心得は
「気は、ながーく、腹をたてず、口をつつしむこと」と自信に満ちた表情で話した。
楽しむことが大事…

大人の塗り絵

今風で言うと
楽しさを全集中する(笑い)。
人生には、後悔が付きまとうね。
後悔には、選択した後悔と、選択しなかった後悔の二通りがある。
どちらを選んだとしても自分の人生。
決して他の人と同じ道の人生はない。
人生の道は自分で造っていくのだから、1億人いれば1億通りの道が出来る。

dic

また上手に描くには、良い道具、自分に合った道具が必要。
今まで使用した色鉛筆な中で
DIC(株)製のDIC川村記念美術館で販売している「日本の伝統色・色鉛筆・平安の色・雅」が一番描きやすかった。川村記念美術館は千葉県佐倉市にある。




第14回大人の塗り絵コンテストに入選

大人の塗り絵

2020年1月で100歳になった母がみごと河出書房新社主催の「大人の塗り絵コンテスト」に入選した。
3度目の受賞だ。応募作品数5,947点から選ばれた。読売新聞の2020年2月2日(日)朝刊に掲載された。
この入選作品は「世界の鳥編 ゴシキノジコ」で微妙な色使いで、そっと手を差し出したくようだよ。 “第14回大人の塗り絵コンテストに入選” の続きを読む

99歳の熟女が「大人の塗り絵コンテスト」に2回目の入選

窓辺で手紙を読む女

大正9年生まれの母が、「第13回大人の塗り絵コンテスト」に応募したら2回目の奇跡が起きた。応募作品数が6,391点の中から、みごと入選した。
本人に通知が来たのは2019年の年が明けて間もなかった。
使った色鉛筆は「DIC日本の伝統色(平安の色・雅)」だ。この色鉛筆は、微妙に表現できる優れものだよと母が言っていた。
少々言う過ぎかも知れないが匠は、道具を選ぶよ。 “99歳の熟女が「大人の塗り絵コンテスト」に2回目の入選” の続きを読む

97歳の若さで「大人の塗り絵コンテスト」に入選

祖谷のかずら橋

大正9年生まれの母が、97歳で、初めて「第11回大人の塗り絵コンテスト」に応募した。応募作品数が8,234点の中から、みごと入選した。
本人に通知が来たのは2017年の年が明けて間もなかった。
使った色鉛筆は「DIC日本の伝統色(平安の色・雅)」だ。この色鉛筆は、微妙に表現できる優れものだよと母が言っていた。 “97歳の若さで「大人の塗り絵コンテスト」に入選” の続きを読む