弥生時代の復元竪穴住居の茅葺屋根の葺き替え作業風景

竪穴住居屋根葺き替え作業

弥生時代中期(紀元前1世紀)の復元された竪穴住居です。日々のメンテナンスが大事で15年毎に茅葺屋根の葺き替えを行います。職人が不足していて作業も大変なようです。

竪穴住居の内部

平面の大きさは5m×6m(約18畳半)で、南北に少し長くなっています。また、隅が丸く小判のような形をしています。柱は4本あって床中央部に正方形を形作るように配置されています。入口は南にあり、丸太を削って足場をつけた階段を降ります。階段の右脇には貯蔵穴があって板でふたをしてあります。
中に入ると中央からやや奥に寄ったところに炉があります。炉を囲んで食事をしたり人々の団らんの場だったのでしょう。
佐倉市で発掘される竪穴住居跡では床面の中央とやや奥に入ったあたりまで土は硬く締まっています。いつも人が歩いたり座ったりしていたからでしょう。




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