赤城乳業が販売している看板商品の当りくじ付きアイスキャンデーの「ガリガリ君」は、知らない人を探す方が難しいと思う。棒に「1本当り」の焼き印があったら、その店でもう1本と交換できる。その「ガリガリ君」が、1ケ月で3本の当り棒を引いてしまった。
これは「ガリガリ君」の奇跡だ、ミラクルだ。チャレンジしないと奇跡は起こらない。当り棒が出る確率は、「2%」と言う数値が公表されている。
製造方法は「薄いアイスキャンディーの膜(シェル)を作り、その中にかき氷(コア)を入れる」という手法を採用している。
中に入れるかき氷は同社において「ガリガリ氷」と呼ばれ、当初、大きな粒であったが、年々技術向上によって小さな粒に変更されたことや、2002年には「安心・安全」を打ち出して増粘安定剤を天然ペクチンに変更し着色料は合成品の使用を一切止めるなど、その方針に沿った食品添加物を使用したことにより、ソフトな食感に変移している。