現在の「龍角散」に付いているスプーンの底には3つの穴が空いている。
以前は穴が空いていなかった。改善・改良を加えて穴を施したのだと想像した。しかし粉を口に入れる手前で、空いている底の穴から、こぼれてしまう時がある。私は、「龍角散」を常備薬として欠かした事がない。
駄目かも知れないと言う思いで「龍角散」の「お客様相談室」に旧スプーンの方が、私には使い易いとメールで送信してみた。
その日の3時間後に「お客様相談室」から携帯に電話がはいった。「底に穴の空いていないスプーンの在庫がありましたので、お送ります」との電話だった。その日に送付の案内のメールを受信した翌日には旧スプーンが、自宅に届いた。封筒の中には2個のスプーンが入っていた。
神業的な対応に知人も驚いた。素晴らしい企業が、まだ日本に残っていたんだ、日本が増々、いや「龍角散」と言う超優良企業が好きになった瞬間だった。
長く続いている企業の秘密・秘訣を見たような気がした。
一個人に、手厚い手紙を添えて、たかがスプーンだけの為に郵送して下さった「龍角散」有難う。これからも龍角散の製品を使わせて頂きます。