タイのワット・パクナム日本別院(成田市)に車で行ける

ワット・パクナム日本別院



ワット・パクナム日本別院は、まるでタイにいるような風景。
成田市郊外に突然あらわれたタイの景色。そこはタイそのもので異国の地に踏み込んでしまった錯覚に陥る。
関東近郊に住んでいるタイの人たちにとって、日本にいながらタイのお寺に参拝できる貴重な場所なのです。

千葉県成田市にあるワット・パクナム日本別院は、 敷地約2千坪に本堂、サーラー(大食堂・休憩所)と事務室そして2階建ての僧侶宿泊棟(10室)、5階建ての一般宿泊棟(50室)及び僧正の僧坊があります。

寺院内の庭園には心休まる草木がたくさん植えられています。バンコクにあるワット・パクナムは、アユタヤ王朝時代の後期に建立され、タイのなかでも規模が大きな寺院です。

日本別院は、アメリカやニュージーランドなど海外にあるワット・パクナムの海外寺院と同様にテーラワーダ仏教国でない国に住むタイ人のために開設した寺院です。

ワット・パクナム日本別院

成田市の郊外、大栄町に1998年11月30日オープンしました。タイ国と同じ227の戒律を堅持した僧侶5名が派遣されています。
そして1999年11月14日から本格的なタイ式布薩堂(ウボソ)の建設が開始され、2005年4月10日に完成しました。

年間の行事は、バンコクにあるワット・パクナムと同様、年4回の仏陀行事以外にタイ正月の行事(ソンクラーン)やワット・パクナムパシーチャロンから僧正が来日しての僧衣贈呈式(トードカテイン)など14の行事があります。

タイ寺院



普段の日でも僧侶に諸々の相談のために訪れたり、寄進(ニーモン)に来たり、短期の瞑想修行に来たり、お祈りに来たりしています。

日本別院はタイ人中心の趣がありますが、日本人でも世界のどこの国の方でも、いつでも歓迎されます。

皆さんが毎日を平和で幸せな気持ちでそして有意義に生きていくことを祈っております。

タイ寺院

穏やかな田園風景の中、雑木林が途切れた先に、黄金色に縁取られた青色の瓦が見えてきます。

特徴的な曲線が美しいワット・パクナムの屋根です。

敷地内に足を踏み入れると、色鮮やかなたくさんの花と、人懐こい猫が出迎えてくれます。院内の標識や掲示物はほとんどがタイ語。
オレンジ色の法衣をまとったお坊さんが行き交います。
風の香りまで南のもののような、そこはまさにタイ。奥へ進むと、きらびやかな本堂が姿を現します。

タイ寺院

千葉県成田市のワット・パクナム日本別院で2021年4月11日(日曜日)に開催されましたトードカティン(お坊さんに袈裟を献上する伝統儀式)に行ってきました。普段は訪れるタイ人も少なく、閑散とした寺院ですが、この日はこんなに関東一円にタイ人がいるのかと驚嘆するほどの人々が集まっていました。

ワット・パクナム日本別院

そして特筆すべきなのが、こちらの参加者は、ほぼタイ人(4000人参加して3500人はタイ人だとか)。だから屋台の表示もタイ語。
そこらで聞こえる会話もほぼタイ語。
成田の片田舎なのにもう意味が分かりません。タイ料理が無料で振る舞われシステムが分からないまま食べ続けました。
調べたところによると、お布施をすることで自由に食べて良いとのことでした。なんかもうここは天国気分。

お布施を渡すと花とお線香がもらえます。それを仏像の前に行って捧げるといった非常に簡単なお祈り。






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