油絵や水彩画では描けない、微妙なぼかしやグラデーションを自由に描ける「スポンジぽんぽん画」(略して「ぽんぽん画」と呼ぶ)を紹介しよう。
用意する物は超簡単。割りばし(箸でも良い)、スポンジ、輪ゴム、絵の具、水の入ったコップ、画用紙(白い紙なら何でもOK)だけで良い。
「ぽんぽん画」で使用するスポンジは、出来る限り目の細かいものを使用するのがポイント。初心者は、描く前に下絵を薄く鉛筆でデッサンすると良い。
最初にすることは適当な厚さにカットしたスポンジを割りばしに巻き付けて、取れないよう輪ゴムで固定する。
さ~あ、テーマが決まったら絵を描こう。割りばしの先のスポンジに絵の具をつけて水の量で濃さを加減する。
雲や葉っぱ等、筆では表現し微妙なスポンジ使いで自由自在に面白いように描けるのが「ぽんぽん画」だ。
色はその都度水洗いして次の色をスポンジの先端に付けてぽんぽん描こう。子供から大人や高齢者まで幅広い層に人気がある。
先端に巻き付けたスポンジは水洗いすれば、何回でも使用できる。
繊細な色加減はスポンジに含んだ水の量で調整する。描いたところに上塗りしても絵の表情が変わる。ぽんぽんと叩くように描いていく。
スポンジを滑らすようにしても良い。使い方は自由。スポンジのもつ些細な気泡が自然の感じをだすと言うわけだ。
ぽんぽんリズムを刻んで楽しい身近なアートになることは間違いない。
これらの風景画やコスモスのぽんぽん作品は、99歳の熟女が描いたアート。
さあ、きめ細かいスポンジや海綿の画材を探すところから始めよう。
今日から貴方も「ぽんぽん芸術家」の仲間入り。