ヤモリが小さな蛾を捕えた奇跡的瞬間

ヤモリ

毎年、夏、我が家にヤモリがやって来る。8月のある夜、家の中から窓ガラスに張り付き、一瞬の間に小さな蛾を捕獲。
奇跡的瞬間を写真に収めることが出来ました。
家の中で見かけることが多いヤモリは、一体何のために家に入ってくるのでしょう。
それは餌となる虫を探しに家の中に来ることがほとんどでは。毎年夏の時期に決まって来ます。
ヤモリはよく動く小さい虫が好物です。そのため、ヤモリはゴキブリ、シロアリ、蛾を食べてくれます。
このようなことから、昔から益獣としてありがたがられており、家の中に棲んでいて家を守っているから「家守(ヤモリ)といった当て字で表わされているようです。

金運アップ
ヤモリは家を守ってくれるありがたい生き物として知っている人は多いのですが、意外に知られていないのが金運もアップしてくれるということです。
家を守ってくれるし、金運もアップしてくれるなんて、ヤモリはかなりの縁起物です。
家の中で見かけるヤモリはニホンヤモリという種類がほとんどです。
このニホンヤモリの場合は10cmから14cmほど位にしかならないため、大きく成長したクロゴキブリは捕食できないようです。

家守
ヤモリがゴキブリなどの害虫を食べてくれますが、ヤモリ自体が毒を持っていたり噛みついてきたりはしません。
家の中でよく見かけることが多いニホンヤモリは、顎の骨格が弱いので噛む力は強くありません。
また、ニホンヤモリも他のヤモリの多くも毒を持っていないようです。
確かに毒を持っているヤモリも存在しますが、メキシコやグアテマラ、アメリカに生息しているので安心です。
またヤモリと、よく似た生き物にイモリがいます。
日本で単にイモリと呼ぶ場合、アカハライモリと呼ばれることが多い。ニホンイモリ(日本井守)という別名もある。水の中に棲んでいて井戸を守っているから「井守(イモリ)」といった当て字で表わされているようです。

イモリとヤモリ

イモリ(井守)は毒をもっている種類がいるので注意が必要です。
ヤモリと間違われやすいイモリは日本にも沢山生息しています。
アカハライモリという種類には、フグ毒で有名なテトロドトキシンを持っているので注意しなければなりません。
そのため、イモリとヤモリを見分ける必要があります。

ヤモリは爬虫類なので陸上にだけいることが多いですが、イモリは両生類なので水辺にもよく生息しており、お腹が赤いことが多いです。

ヤモリは、害も少ないと知っても見た目が嫌な人がいますのでヤモリに出て行ってもらいたいと思うかもしれません。

追い出すには、手で優しく捕まえて窓から外へ逃がす方法が一般的ですが、触るのも絶対いやだという方にとっては難易度が高い方法です。
ヤモリを家から追い出す方法は、いくつかあります。

ヤモリ

一つ目の方法は、紙コップなどを使う方法です。紙コップの容器でヤモリを覆った後に、壁と容器の隙間から下敷きなどの薄くて硬めの物を差し込んで蓋をして逃がします。
この方法は透明な容器の方がしっかりとヤモリが中に入ったか確認できます。

二つ目の方法は、窓を全開にして追いかけ回して窓まで誘導して逃がします。それでも外に逃げない場合には、そのまま放置しておけば僅かな隙間から自然と外に出ていきますので、あまり神経質にならなくても良いと思います。




ヤモリは基本的には害はなく、ゴキブリなどを食べてくれる益獣です。
しかし、見た目の似ているイモリが毒を持っているために間違えることも多いのではないでしょうか。危険な事やヤモリがゴキブリなどを食べた後にするフンによって体調を崩す方もいるので注意が必要です。
またゴキブリ駆除目的のために益虫や益獣を頼りにしても、一度にゴキブリを撃退はできません。

ヤモリが我が家に来るのは大歓迎です。何か良い事が起きるような気がします。

ヤモリの寿命は平均10年ほどと言われています。これはあくまでも平均で、10年以上生きるヤモリももちろんいます。
小さい体なのにとても長生きします。

ヤモリ

野生とペットで寿命が異なるということはなく、もしペットとして飼っていなくてもヤモリは家を守る動物ですから、10年家を守ってくれていると考えるとありがたく感じます。
これがペットとなるとなおさら愛着が湧いてくると思います。

長く付き合うコツとしてヤモリの特徴を知る必要があります。まずヤモリは寒さが苦手です。18~30度の温度を保ってあげましょう。
また、ヤモリは脱皮をするのですが、その脱皮がうまくいかないことがあり壊死してしまうことがあります。
湿度を上げることでうまくいくので、湿度管理も重要です。






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